空港税関で“逮捕”危機 スリムクラブ真栄田を救った世界共通のお笑い「キャラ」

[ 2023年3月17日 13:05 ]

「スリムクラブ」の真栄田賢(左)と内間政成
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 お笑いコンビ「スリムクラブ」の真栄田賢(47)が、16日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)に出演。過去の危機を救ったコントキャラを明かした。

 この日は外国人にもウケるネタ探しとして「すゑひろがりずの世界の人を笑わせたい」を企画。そのVTRを見ていた真栄田は、自らの体験談として「僕は昔、エンタの神様でフランチェンというキャラをやっていたんです」と話し始めた。

 「フランチェン」とは、フランケンシュタインに登場する怪物を真栄田が演じ、博士役の相方・内間を独特のボケで困らせるキャラクター。「あれだったら、ヨーロッパに行けるんじゃないか」と、外国でも笑いを奪える自信を見せた。

 その理由として、以前欧州のある場所に渡航した際に、英語も話せないので緊張していると「税関でちょっと来いと言われて」と税関検査を受けたことを告白。「捕まって一生出られない映画とか見たことがある」と、逮捕されるのではないかという恐怖心にかられたと振り返った。

 別室に移動し、手荷物を綿密にチェックされ、「お前は何しに来たんだ」「仕事は何しているんだ」など矢継ぎ早に質問を受け、「コメディアン。スリムクラブと言ったら、iPhoneで調べ出して。フランチェンの動画が出てきたんですけど、それ見て5分くらい笑っているんです」と検査員が笑い出したという。

 一方の真栄田は「正直、やっている本人が分かっているんですけど、あれ全然面白くないんですよ。でも、笑うんです。(フランチェンが思考停止する際の音)“パニパニ”とかで」と、独特なリズムがなぜかウケることに困惑しつつも、ほっと一安心。「エンタでこれやってください、と言われたときは悩んだですけども、やってよかった」と笑った。

 海原やすよは「やっぱり、世界共通なんかな、と思ったのはくまだまさし君かな。くまだくんが“ふ~”と後ろ向いたときは、外国の方は大爆笑するもん」と、リズムネタは“世界”で通用するのでは、と想像していた。

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2023年3月17日のニュース