工藤公康氏 3ラン含む5打点の岡本和「3ランがあそこで出たって言うのが一番大きい」「ヒーローかな」

[ 2023年3月17日 11:26 ]

前ソフトバンク監督の工藤公康氏
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 元ソフトバンク監督の工藤公康氏(59)が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。前日16日に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で侍ジャパンがイタリアを9-3で下し、準決勝に駒を進めたことに言及した。

 大谷が「3番・投手兼DH」で先発。投げては5回途中2失点で勝利投手、打っては3回、一挙4点の口火を切る意表を突いたセーフティーバント安打を決め、米国行き切符を導いた。大谷の投打にわたる活躍に引っ張られるように、3回には岡本和が今大会17打席目で待望のWBC1号3ランを記録。5回には村上にも大会初適時打が生まれた。投手陣も大谷の後を受けた伊藤、今永が無失点でつなぎ、ダルビッシュへ。大谷とダルビッシュが同日に同チームでマウンドに上がる歴史的な継投もあり、一丸で勝利をつかんだ。準決勝ではC組1位のメキシコとD組2位のプエルトリコの勝者と対戦する。

 工藤氏はどこに注目したかと聞かれると、「一番は岡本くんの3ランがあそこで出たっていうのが一番大きかったと思います」とポイントを語った。

 「その後イタリアの反撃もあった。あそこ1点で終わってたら逆転されてるという状況なので、そうするとピッチャーにも精神的にプレッシャーがかかることが増えると思うんですよね。逆にあそこの4点があったからこそ2点取られてもすぐに3点取り返すと。ベンチがモチベーションが下がらないで上がった状態で、よしここから取るぞという気持ちになれたので」と説明。岡本和は2打数2安打2四球5打点。「僕はまあ(スポーツ紙の)一面にはなってないですけど、岡本選手がヒーローかなって思います」と称えた。

 

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2023年3月17日のニュース