ハルダンゲルヴァイオリニスト山瀬理桜氏　ノルウェー王国功労勲章を叙勲「驚きのあまり叫んでしまった」

ノルウェー王国功労勲章を叙勲した山瀬理桜氏
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　ハルダンゲルヴァイオリニストの山瀬理桜氏が31日、ノルウェー王国功労勲章を叙勲し、東京・ノルウェー王国大使館で行われた取材会に出席した。

　山瀬氏は、ノルウェーの民俗音楽と文化に関する知識を日本に伝える活動や、両国間の文化関係を発展させるための努力や貢献が評価され受章となった。

　受章の知らせを聞いたとき「驚きのあまり、叫んでしまいました」と満面の笑みで振り返った。

　「ノルウェーという国は、幸せのその先を目指している。ノルウェーを見たからこそ、日本はもっと幸せな社会になる」と実感したといい、信念を持って活動を続けてきた山瀬氏。「ニッチな分野ですので、日本ではなかなか注目されていない。うれしいという気持ちよりは、今までの活動が、あっていたんだなと思いました」と胸を張った。

　はじけるような笑顔が印象的な山瀬氏だが、その元気の秘訣（ひけつ）を問われ「健康でいること、よく寝ること」と回答。「肉体的にも、精神的にも健康でいること、そういう社会であることが大切」と語った。