尾上右近　“芸の肥やし”は「人に感心を持つことを日常的にやろうぜってこと」持論を語る

歌舞伎俳優の尾上右近
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　歌舞伎俳優の尾上右近（30）が31日、フジテレビの昼の新バラエティー番組「ぽかぽか」（月～金曜前11・45）にゲスト出演。「芸の肥やし」について持論を述べた。

　MCの神田愛花から「芸の肥やしって言葉が好きっぽい」と“勝手なイメージ”をぶつけられた尾上は「逃げ文句って言うんですか？それに使っちゃいけないですね」ときっぱり。「“女性と関わる”って皆やるじゃないですか。好きになるじゃないですか。相手がどう思うか気になるじゃないですか。それを舞台でお客さんがどう思うかってのが芸の肥やしになってると思います」と恋愛をした時に相手がどう思ってるか考える事は、舞台で観客がどう思ってるかに通じる部分があるとし、「人に関心を持つことを日常的にやろうぜってことが芸の肥やし」と持論を述べた。

　その上で、梨園の人々がスキャンダルを起こした際に「芸の肥やし」と弁明することについては「傷つけてもいいみたいな意味合いあるじゃないですか。そんなふうにしてる人はそういないです」と現在では「芸の肥やし」のために女遊びをする人はいないとした。