日本テレビ「大病院占拠」　「冷静さ」備えた櫻井翔へ厚い信頼

情熱と知性を兼ね備えた武蔵三郎を演じる櫻井翔（日本テレビ提供）
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　嵐の櫻井翔（41）が日本テレビの主演ドラマ「大病院占拠」（土曜後10・00）で、圧倒的な推理力と行動力を持つ熱血漢な刑事・武蔵三郎を好演している。鬼の仮面を着けた武装集団が大病院に押し入り占拠する事件に立ち向かうという役どころだ。

　櫻井の起用について尾上貴洋プロデューサーは「悩みに悩んで最後にぴったりの俳優に出会えました」と振り返った。「武蔵三郎は情熱、パワフルさに加えて冷静さ、知性を兼ね備えている」と説明し、「情熱は制作陣の思いを乗せることができるが、冷静さは俳優の持つ素養が大事になってくる」と話した。そこで司会やニュースキャスターなどの経験が豊富な櫻井はまさに適任だった。

　尾上氏は撮影現場での櫻井の様子を「座長としてリーダーシップが抜群」とし「人の話をよく聞いて、伝えることはしっかり伝える。穏やかに輪をつくってまとめてくれています」と全幅の信頼を寄せている。櫻井のスマートさが、撮影の内外どちらからも作品を支えている。