藤井貴彦アナ “闇バイト”で強盗など重大犯罪加担に警鐘「人生終わるものだと思って下さい」

[ 2023年1月31日 17:04 ]

日本テレビの藤井貴彦アナウンサー
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 日本テレビ藤井貴彦アナウンサー(51)が31日、キャスターを務める同局系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演し、各地で相次ぐ広域強盗事件で実行犯として集められる“闇バイト”について強い警鐘を鳴らした。

 一連の強盗、窃盗事件では、SNSで闇バイトとして日当100万円などといった誘い文句で、実行役が集められたケースがあった。身分証や顔写真などを押さえられ、抜けたくても家族などをだしに脅されるなど、組織の一員として犯罪を続けざるを得ない状況に追い込まれるケースも多い。

 藤井アナは「日当100万円という恐ろしい額のバイトなんてあるわけないし、自分が行ったことの対価でお金をもらうわけですから、100万円の仕事なんて、なかなかできないって肝に銘じなきゃダメですよね」と指摘。「中には、本当に人生のピンチを迎えていて、こういうバイトをしなければならないと思っている人もいると思うんですが、人を殺したり、人をを襲ったりするピンチって、人生そうあるもんじゃない。周りの人に相談したら助けてくれるという状況は必ずあるので、人を殺めたり、人の物を取ったりするのは絶対にいけません」と呼びかけた。

 番組では重大犯罪の量刑についても解説。強盗罪は原則5年以上20年以下の懲役、強盗致傷罪は無期懲役または6年以上の懲役、強盗殺人罪に至っては死刑または無期懲役という重い刑が科される。藤井アナは「今日、私たちの役目だと思っています」と、語気を強めながら前置き。「お伝えしないといけないのは、強盗が人を死亡させた場合に問われる強盗致死罪や強盗殺人罪については、死刑または無期懲役。人生がずっとほぼ順調に来ていたものが、終わるものだと思って下さい。絶対に闇バイトに手を染めないでもらいたい。これ、私たちが伝えたいメッセージです」と訴えた。

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2023年1月31日のニュース