武田真一アナ日テレ番組MC決定 NHK出身また民放番組の顔に 有働アナ、大越キャスター、神田愛花…

[ 2023年1月31日 12:15 ]

NHKの武田真一アナウンサー
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 NHKを退局しフリーに転身する武田真一アナウンサー(55)が、4月にスタートする日本テレビの新情報番組「DayDay.」(月~金曜前9・00)のMCを務めることが30日、分かった。南海キャンディーズの山里亮太(45)とMCでコンビを組む。「Day…」は3月末に終了する「スッキリ」「バゲット」の枠で放送される情報エンタメトーク番組。武田アナは現在、NHK大阪放送局に勤務。大阪放送局制作の連続テレビ小説「舞いあがれ!」の総集編のナレーションや、報道番組「ニュース きん5時」などに出演中だ。

 これまで正午の「NHKニュース」平日夜の「ニュース7」など報道番組のアナウンサーとして主にかつ託してきた。「Day…」はエンタメ中心の番組になるが、武田アナは学生時代にバンド活動をしており、佐野元春(66)の大ファンという音楽好き。NHK関係者は「趣味も広いので、さまざまなジャンルのトークができる人」と話している。

 NHKを退職し、フリーに転身した有働由美子アナウンサー(53)は日本テレビ「news zero」でメインキャスターとして活躍中。政治部記者などを務めた大越健介氏(61)はテレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターを担当。いずれも民放の看板番組の「夜の顔」となっている。また、膳場貴子アナ(47)はTBS「報道特集」のキャスターを務め、神田愛花アナ(42)は今月スタートしたフジテレビ「ぽかぽか」のMCに起用されて「フジの昼の顔」の一躍を担っている。4月からは武田アナが「日テレの朝の顔」となる。

 テレビ関係者は「NHK出身アナやキャスターは生放送で事件や事故を伝える時にも対応力があり、安定感がある。視聴者に安心感を与えるという意味で大きな存在だ。また、民放での活躍はお茶の間に未知の期待感も感じさせる」と元NHKが“民放の顔”を務める背景を語っている。

 ◇武田 真一(たけた・しんいち)1967年(昭42)9月15日生まれ、熊本県出身の55歳。筑波大卒業後、90年にNHKに入局。2000年から平日正午の「NHKニュース」を担当。08~17年に「ニュース7」のメインキャスターを務め、知名度が全国区に広がった。16年には紅白歌合戦の総合司会を担当。17年から21年まで「クローズアップ現代+」のメインキャスター。21年に大阪放送局に異動した。趣味はギター。

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