橋下徹氏　北方領土国後島に女性遺体「人道的な観点からロシアの方に全力を尽くして協力していただきたい」

橋下徹氏
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　元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（52）が13日、TBS系情報番組「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」（月～金曜後1・55）に出演。第1管区海上保安本部（小樽）が同日、ロシアが実効支配する北方領土・国後島の海岸で女性の遺体が見つかったことを明らかにしたことに言及した。北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU　1（カズワン）」の乗客の可能性もあるとみて情報収集に努めている。

　1管によると、女性の遺体は6日に国後島西岸で見つかった。身元判明につながる所持品はない。遺体は島内の古釜布（ロシア名はユジノクリーリスク）の病院に運ばれた。ロシア側から10日に連絡があったという。

　MCの石井亮次アナウンサーが「とにかく12人の行方不明の方の捜索が何よりも最優先ですね」と聞くと、橋下氏は「船を引き揚げるということは国の費用でやるということにもなり、今、安全対策についても強化をしていくと」と言い、「あとは乗られていた方の発見が第一で、ロシアとの関係は今、ロシア・ウクライナ戦争で、日本とロシアはかなり緊張状態にありますけども、現場においては、非常にこの捜索においてはロシア側の方も協力的だということも聞いていますから、海難事故の多い場所でもあるので共同訓練ということもかなりやってたみたいですから、ここは何とか人道的な観点からロシアの方に全力を尽くして協力していただきたいですね」と自身の考えを述べた。