「2700」ツネ 極貧救ってくれたユーチューバー芸人 「良かったらうちのチーム入れへんかと」

[ 2022年5月13日 16:03 ]

「2700」のツネ
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 お笑いコンビ「2700」のツネ(39)が12日放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・00)に出演。2つの副業をしていることを明かした。

 2011年、「右ひじ、左ひじ、交互に見て~」のリズムネタで大ブレークも、テレビの出演機会は激減。ここ3カ月の月収は「4万、22万、16万」だった。それでも5人家族を養うため、副業を掛け持ちしているという。

 自腹でトラックを購入し、「キッチンカー」で副業を始めたところ、売上金30万円が置き引きされる悲劇に見舞われた。

 しかし、そんなどん底状態のツネに救世主が現れた。自身のネタがソースとして商品化された「ホットヒーヒーソース」を、5年先輩の「キングコング」梶原雄太が買って支援してくれたという。「24本入り10ケースを買ってくれたんです。『ちょっとでも補填してくれ』と。なんとか助けていただいて」と28万8000円分も購入してくれたことに感謝した。

 梶原との縁は続き、コロナ禍の影響でキッチンカーの営業が大ダメージを受ける中「お客さんもすごく減って、YouTubeしかないかと。それでカジサックに相談に行ったんです。キッチンカーを辞めて、しっかりこっちで力入れてやっていこうと思っていると相談したら、『家族いるから、とりあえずの金がいるんちゃうか?もし良かったらうちのチーム入れへんか』と言ってくれまして」とユーチューバー・カジサックとしても活動する梶原のYouTubeチームにスタッフとして入り、給料が出るようにしてくれたという。

 現在は裏方としてYouTubeの撮影準備やテロップ入力などの編集作業に携わり、子供達にYouTubeを教える仕事にもつながった。「編集作業はだいぶ慣れましたけど、3日間カンヅメだったりとか」とハードだが、収入割合は「芸人1、キッチンカー2、カジサック7みたいな感じです」と梶原には頭が上がらない様子だった。

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2022年5月13日のニュース