宝塚宙組トップ真風涼帆 初舞台から16年ぶりの再演に「身の引き締まる思い」

[ 2022年4月1日 16:27 ]

 宝塚歌劇団宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」が2日、東京宝塚劇場で幕を開ける。初日に先駆け通し舞台稽古が行われた。

 2006年に宙組トップコンビ和央(わお)ようか&花総(はなふさ)まりのサヨナラ公演として好評を得た同作。現トップスターの真風涼帆(まかぜ・すずほ)にとっては初舞台を踏んだ思い出深い作品が16年の時を経て再演された。

 真風演じる人気写真家が内戦下のスペインを訪れる。自由と正義を求め戦う人々と出会い、人生の真実を見い出す物語。現在、世界で起こっている悲しい出来事と重なる部分も。

 真風は「初舞台を踏んだのは、桜咲くこの時期でした。そして、その初舞台を踏んだ作品を再演できるとことに喜びを感じるとともに、身の引き締まる思いです。出演者全員でお稽古できていることに感謝し、今世界で起きていることを感じながら、この作品に向き合っています。まだまだコロナ禍は続きますが、お客様、ファンの皆様にとってご観劇いただく3時間が特別な時間となりますよう、出演者全員で精いっぱい舞台を務めてまいりますので、千秋楽までよろしくお願い申し上げます」とコメントした。

 公演は5月1日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継される。また、千秋楽公演と4月14日の新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。                                                                    

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2022年4月1日のニュース