フジ解説委員・風間晋氏 米政府の「プーチン氏に誤情報」分析に「これも情報戦のうちの一つ」

[ 2022年4月1日 10:48 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が1日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。米ホワイトハウスのベディングフィールド広報部長は30日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の苦戦や米欧日などの制裁による経済の疲弊について、軍幹部や高官から誤った情報をもたらされているとの分析を明らかにしたに言及した。

 ベディングフィールド氏は「怖くて真実を伝えられないからだ」と指摘。誤情報が上がっていると気付いたプーチン氏と高官の間で「緊張関係が続いている」と強調した。国防総省のカービー報道官も記者会見で、プーチン氏がロシア国防省から十分な情報を得られていないとの見方を示し「ロシア軍がウクライナでどの程度失敗しているか理解していない可能性がある」と懸念を示した。その結果、停戦交渉に「あまり誠実でなくなる恐れもある」と述べた。

 風間氏は「戦争を始めた直後は、思った通りにいってないわけですし、経済制裁もなかなか厳しいものになってましからね。ただこういう情報が今出てくることの一つの理由としては、米国や英国が、プーチン大統領が周囲から孤立している独裁者っていうイメージを拡散しようという意図も感じられますから、そこのところはいろいろ…。これも情報戦のうちの一つかなって見ちゃいますよね」と自身の見解を述べた。

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2022年4月1日のニュース