モーグル上村愛子さん感激「ありがとう」 蔵王温泉スキー場が煙のないマウンテンリゾートに

[ 2021年12月16日 15:16 ]

山形市で行われた蔵王温泉スキー場「煙のないマウンテンリゾートへ」プロジェクト発表会後、加熱式たばこ専用エリア前で記念撮影するスペシャルゲストの上村愛子さん(右)と伊東秀人氏(左)は笑顔。左から3人目はフィリップ モリス ジャパンの小林献一・副社長、中央は宮林伸一・蔵王索道協会会長
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 フリースタイルスキー・モーグル元日本代表の上村愛子さん(42)が16日、山形市で行われた蔵王温泉スキー場「煙のないマウンテンリゾートへ」プロジェクト発表会にスペシャルゲストとして登場した。

  フィリップ モリス ジャパンが蔵王索道協会と協力。「煙のないマウンテンリゾート」の実現を目指し、施設内に8カ所、タウンエリアに2カ所の加熱式たばこ専用室を新設し、ゲレンデ内では燃焼をともなう紙巻たばこの使用は禁止となった。

  上村さんは、蔵王出身のアルペンスキー元日本代表・伊東秀人氏(55)と滑走パフォーマンス後に登壇。「蔵王」から紙巻たばこの煙が消えることについて「子どもの頃から(白馬などのゲレンデで)滑っていても、おいしい空気の中で煙のニオイがしてきたことがあった。スキーは自然の中でするものなので、ゴミもなくなればいいし、プロジェクトがどんどん進んでいけばいい。多くの人がゲレンデの自然を楽しめる素晴らしい取り組み。ありがとうございます」と話し、感激の表情を浮かべた。伊東氏も「絶対必要なこと。自然も人も守ることは素晴らしい」と笑顔で話した。

  2人は地元を代表するスキーヤー&スノーボーダーチームに「スモークフリー・アンバサダー」の任命書を授与。大きな拍手が送られた。

  フィリップ モリス ジャパンの小林献一・副社長は「煙のない社会の実現を目指して活動している。この協業を通じて、多くの人にクリーンな環境を体験してほしい」と思いを明かした。

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