目加田説子教授 安倍前首相の国会招致に「必ず予算委員会など記録が残る、国民の目に見える所で」

[ 2020年12月20日 11:10 ]

TBS社屋
Photo By スポニチ

 中央大学総合政策学部の目加田説子教授が20日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。安倍晋三前首相が18日に、後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会の費用補てん疑惑に関し、東京地検特捜部の捜査終結後、国会招致要請に応じる意向を示したことに言及した。

 安倍前首相は国会内で記者団に「当然、国会に対しても、誠実に対応していきたい」と明言。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「国民が見られる形にしないと意味がない。今年中に実現するのは当然だ」と述べ、衆参両院の予算委員会で説明が必要だと強調した。

 目加田氏は、「安倍さんは予算委員会で繰り返し“補てん問題は全くそういう事実はない”ということをずっと主張されてこられてきた。そうであるならば当然、国会の予算委員会で国民に本当に何があったのかを説明する必要がある。与野党が国民の目に見えないところで、どう説明するか決める問題ではない」と指摘。そして「必ず予算委員会など記録が残る、国民の目に見える所で参考人として語ってほしい。必要であれば、証人喚問も行っていくことが求められる」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2020年12月20日のニュース