松平健 コロナ感染で年内休養 18日に発熱 67歳、17年には心臓手術も

[ 2020年12月20日 05:30 ]

俳優・松平健
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 俳優の松平健(67)が、新型コロナウイルスに感染したと所属事務所が19日、ホームページで公表した。

 マネジャーによると松平は17日、岐阜県内で行われたNHKBSプレミアムの番組「新・BS日本のうた」の収録に参加。翌18日に帰京した際、持ち歩いている体温計で検温したところ37・5度の発熱があったという。

 そのため、18日午後の仕事をキャンセルしPCR検査を受け、19日午前に陽性と判定された。保健所が収録での濃厚接触者の有無などを調査している。

 現在は熱が上がったり下がったりしている以外、体調面での異常はないという。マネジャーは「電話で話した限りでは元気な様子でした。味覚や嗅覚にも異変はないということです」と語った。

 入院や在宅治療を含め、今後の治療方針は医師と相談の上で決めるという。陽性判定を受け、今週予定していたテレビの収録は延期が決まった。マネジャーは「今年いっぱいは、全ての仕事を中止、延期することになる」とした。

 松平は17年に持病の不整脈で心臓カテーテル手術を受けている。マネジャーは「年齢が年齢ですし、突然症状が悪化する例もあると聞いている。万全を期して治療にあたり、早くファンの皆さまに安心していただけるようにしたい」と話した。

 《動脈硬化や心筋梗塞患った人は注意》新型コロナ感染による重症化リスクは一般的に糖尿病などの基礎疾患や心臓疾患を抱えた人が高いとされる。米疾病対策センター(CDC)の研究によると、健康な人と比べた場合の致死率は約12倍。松平も3年前に心臓カテーテル手術を受けており心配されるところだが、西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は「手術をして元気にされているので、それほど心配はいらない」とした。感染すると血栓ができやすくなるため、動脈硬化や心筋梗塞を患った人は注意が必要という。

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2020年12月20日のニュース