YOSHIKI「自分の人生でも初めてのパターン」新曲緊急発売 初のオンライン会見で異例の前日発表

[ 2020年8月27日 18:05 ]

セイント・ヴィンセントとのコラボ曲を制作したYOSHIKI
Photo By 提供写真

 X JAPANのYOSHIKIが27日午後3時30分すぎ、「緊急オンライン記者会見」を開き、あす28日に新曲をリリースすると発表した。グラミー賞受賞歴のある米国女性歌手セイント・ヴィンセント(37)との初コラボレーション。「St.Vincent featuring Yoshiki」の名義で、タイトルは「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」。各国の午前0時から配信を開始する。

 YOSHIKIによるオンライン会見はデビュー以来初めて。東京都内で司会役の男女2人が日本語と英語で進行する中、YOSHIKIはロサンゼルスからウェブ会議ツール「Zoom」で出席。ニューヨークのヴィンセントと3都市を結びながら「シングルが明日発売になります」と伝えた。

 ヴィンセントとは共通の友人を介し、「知り合ってから完成まですべてオンライン」で製作。2017年発売の曲をヴィンセントがセルフカバーする形で新たに歌い直し、YOSHIKIが編曲したピアノとストリングスを加えた。曲作りから演奏まで一度も会ったことがないままリモートで作業を進め、「まさしく今の時代だから生まれた。自分の人生でも初めてのパターン」と強調。製作期間は「YOSHIKIにしては早くてですね、アレンジとレコーディングで1週間くらい。トータルでは1カ月弱だと思います」と説明した。

 ヴィンセントはシンガー・ソングライター兼ギタリストとして幅広く活動し、インディーズ・ロックの女王の地位を確立。2015年と19年のグラミー賞で最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム部門などを制している。

 YOSHIKIについては「ドラムスの演奏が凄く力強く驚いた。それでいてピアノもできてクラシックも演奏できる。美しくも力強くも演奏出来る。作曲もするし、優しい方」と才能や人柄を紹介した。

 一方、YOSHIKIは「アメリカでも大スター。とてもファッショナブルで、エッジも効いていて。自分の目指しているジャンルを問わない共演になり、とても刺激を受けている最中。共演にとても感謝している」と返し、「また別の場所でお会い出来たら」と約束した。

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2020年8月27日のニュース