ロンブー亮 宮迫への“恨み”「全然ない」闇営業騒動「止めることが最低1回はできた みんなのせい」

[ 2020年1月30日 20:24 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村淳(左)と田村亮(撮影・尾崎 有希)
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 昨年の吉本興業をめぐる闇営業問題で謹慎処分を受けていたお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(48)と相方・田村淳(46)が30日、東京・表参道のWALL&WALLで復帰舞台となるトークライブ「family」を開催した。終了後、記者会見を開いた。亮は29日にYouTubeチャンネルを開設し、復帰したお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)について言及。闇営業騒動は宮迫と亮のウソが発端となり「宮迫に恨みはない?」の質問も飛んだが「全然ないです」と首を横に振り、キッパリ答えた。

 亮は「僕より後輩は別として、僕、宮迫さん、(カラテカの)入江というのは絶対にアレ(闇営業騒動)を止めることが、(3人)みんな最低1回はできたんです。だから、誰のせいというのはないです。みんなのせいです」と語った。

 宮迫のYouTubeデビューについて質問が飛ぶと、淳が先に答え「僕は見ていないんですよ。(この)会見があるから(宮迫の動画を)見ると、聞かれるのが想像できるじゃないですか。見たら(質問に)答えないといけないし、ウソをつきたくないので、答えなきゃいけなくなることを回避するために、皆さんには申し訳ないですが、僕は見ないという手段を採りました。きっと亮さんもそうなんだろうと思ったら、亮さんは見ています」。相方から水を向けられ、亮は「見ました。おのおのスタートするために、宮迫さんはYouTubeを選んだということで。おのおの前に進んでいっているなという感じはしました」と感想を語った。

 宮迫は動画で神妙な表情を浮かべ「相方の横に戻りたい」と蛍原徹(52)との活動を熱望したが、淳は「宮迫さんが今どういう思いでいるか分からないですが、蛍原さんはきっと宮迫さんのことを待っていると思います。ただ、よそのコンビとよその家庭のことに口は出さないと決めているんです。不倫があろうが、コンビ間に何かあろうが、当事者だけが問題意識を持って解決策を見いだしていけばいいと思っているので。願いとしては、また雨上がり決死隊として動いてほしいという思いはありますが、あーだこーだと言える立場にないので。きっと蛍原さんは待ち続けていると思います」と想像した。

 亮は今月10日に謹慎が明ける際、宮迫に報告。「宮迫さんからは『よかったな』と。心配してくれていたんで」と、やり取りを明かした。

 会場の「WALL&WALL」は亮が昨年7月に宮迫と謝罪会見を開いた場所。同所を再出発の場に選んだ。

 昨年6月24日の活動停止から201日。闇営業の長いペナルティーから亮が今月10日をもって芸能活動を再開。淳が昨年11月に設立し、社長を務める新会社「LONDONBOOTS」の所属タレントとして再出発している。

 亮は宮迫らとともに、反社会的勢力との間で事務所を通さず直接ギャラを受け取る闇営業を行っていたことが昨年6月に発覚。謹慎処分を受けた。

 同7月に吉本と袂を分かち、宮迫と会見を強行。「圧力で謝罪会見を開けなかった」などと涙ながらに主張し、契約解除を申し入れた。その後、精神的に疲弊し「適応障害」と診断を受けた。

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