坂上忍 大杉漣さん急逝で心の整理つかず「まだご冥福を…とは言えない」

[ 2018年2月22日 12:45 ]

坂上忍
Photo By スポニチ

 俳優の坂上忍(50)が22日放送のフジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。21日に急性心不全のため亡くなった俳優の大杉漣さん(享年66)が若手役者に与えた影響力の大きさなどを語るとともに、突然の訃報で自らの心の整理がつかない様子を垣間見せた。

 番組MCの坂上は開口一番「急なことでびっくりした」と突然の訃報が信じられない様子。昨年末にバラエティー番組で共演したが「(ロケでは)元気だったのでいまだに実感がない」と神妙な面持ちだった。

 演歌歌手で女優の仁支川峰子(59)は「顔色が悪いとかもなく、本当にお元気で明るい、人のよさそうな姿を常に見せてくださっていたので、まさか数時間でなくなるなんで…」と絶句。タレントの薬丸裕英(52)は、大杉さんと食事をともにした際の思い出を振り返り「(大杉さんは)すごくサッカー好きで、うちの息子たちもサッカーをやっていたので、話が盛り上がった。ご自身も60歳を過ぎて“週1、2回やっている”とおっしゃっていた。そんな元気な大杉さんがと思うと…胸が痛い」と沈痛な表情を浮かべた。

 坂上は「僕の後輩の役者や小劇団の子たちにとっても、漣さんのように年齢がいってからでも世に出る事例があると、一生懸命にお芝居と向き合っていると誰かが見ていてくれていて、漣さんのような弾け方があるんだ、と勇気につながる」と遅咲きの名俳優が若手役者に与えた影響力の大きさを訴え、「こういう時は、ご冥福をお祈り申し上げますと言って結ぶのでしょうけど、ちょっとまだ言えない、言う気になれない」と心の整理がつかない様子で唇を固く結び、悲しげな表情で締めくくった。

続きを表示

2018年2月22日のニュース