家入レオ 女子団体追い抜き金の友人を祝福「美帆かっこよかった」

[ 2018年2月22日 05:35 ]

熱唱する家入レオ
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 平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した高木美帆(23)を、友人の歌手家入レオ(23)が祝福した。「日本の誇りです。本当にかっこよかった」と同い年の快挙に最大限の賛辞を贈った。活躍の場は違えども励まし合っている仲。「帰ってきたら普通の女の子同士遊びに行きたい」と喜んだ。

 テレビ画面を息をのんで見つめていた。一糸乱れず、呼吸を合わせて滑りきり、栄冠を手にした3人。家入は「相手を思いやることの強さ、大切さに、和の心を見ました」と感激した。

 初めて会ったのは2016年9月。高木美の故郷、北海道幕別町でライブをした時だ。家入のファンだった高木美が関係者の仲介で姉の菜那(25)らと楽屋へ来たのをきっかけに意気投合。今では頻繁にLINEなどで連絡を取っている。

 話しているうちに共通点も見つけた。「私は15歳のときにデビューの話が来て、美帆ちゃんは15歳で初めての五輪に出場した。それからいろんな思いを抱いて今に至るところが、凄く似ていたんです」。

 高木美が平昌に旅立つ前には、激励を込めて手紙を手渡した。すると、長いメールが届いた。「内容は言えないけど、心の奥底から出たような言葉でした」と振り返る。

 「リラックスしたいときは、いつもレオちゃんの曲を聴いてるよ」とも話していたという高木美。団体追い抜きの金メダルに加え、個人種目で銀と銅も獲得した原動力の一つに、親友の歌があったことは間違いない。

 帰国後もしばらくはフィーバーが続き、当分は高木美の心が安まる時間は少なそうだ。だから、気持ちを解きほぐすような時間を提供してあげたい。「オリンピックが終わったら、普通の女の子同士として一緒にカラオケに行こうねと話しているんです」と笑顔を見せた。

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