テレ東社長 激戦区・日曜夜に「池」2番組で風穴「いけるんじゃないか」

[ 2018年2月22日 16:24 ]

ジャーナリストの池上彰氏
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 テレビ東京は22日、東京・六本木の同局で定例の社長会見を行い、小孫茂社長が4月以降の新編成の指針について説明。他局との競争が激しい「日曜夜」のキーワードとして「池」を挙げた。

 年が明けてからの業績について、小孫社長は「YOUは何しに日本へ、ヒャッキン、池の水、そして出川さんの番組(『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』)と好調で、思っていたような推移で来ております」と説明。「五輪も思っていた以上の人気で、選手の活躍があってこそですが、(高木美帆が銀メダルを獲得した)スピードスケート1500メートルもたくさんの方々に見ていただけた」と振り返った。

 特に池の水を抜くだけの異色企画で、テレビ東京の人気シリーズになった「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」は、NHK大河ドラマを上回る視聴率をマークするなど絶好調。他局が人気番組を揃える日曜のゴールデン(午後7時から同10時)・プライム(午後7時から同11時)帯に風穴を開ける健闘ぶりで「池の水が評価されている理由の分析はかなり進めております」とした。

 「他局さんを打ち崩すという発想は毛頭ございません」としつつも、4月からは池上彰氏(67)がMCを務める「池上彰の現代史を歩く」で「日曜夜」の競争に参戦予定。「テレビでここまでできる、テレビってこういうことができるコンテンツだったんだ、という番組を作ってもらいたい」とし、「池の水と同じで『池』がついているので、いけるんじゃないか」と笑わせた。

 BSジャパンで放送される4月スタートのドラマ「くノ一忍法帖蛍火」にはベッキーが主演。本ドラマについても「ベッキーさんの出演といった、BSジャパンとしては思い切った取り組み。ベッキーさんも張り切って演じておられるので、楽しみにしていただければ」と視聴者に呼びかけた。

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