安室奈美恵、紅白リハ厳戒 専用スタジオこもり10時間みっちり

[ 2017年12月29日 06:50 ]

安室奈美恵
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 大みそかの「NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが29日から東京・渋谷のNHKホールで行われる。目玉の特別出演歌手、安室奈美恵(40)は局内のスタジオで約10時間にわたり、外部を遮断し厳戒リハを行う。

 安室のリハーサルはNHKホールではなく、隣接するNHK放送センター内のスタジオで行われ、報道陣に公開しない方向。関係者は「大きなスタジオに、本人とスタッフがこもりきりで行われると聞いています」と話している。

 NHKホールで報道陣がリハーサル取材を行っている時間帯に、同時進行で安室のリハもスタート。まずは、安室のスタジオの機材のサウンドチェックとホールとの音声のやりとりテストが実施される。夜まで10時間30分の時間を取り、本番でも使用するスタジオでリハーサルを入念に行うもようだ。

 音楽関係者は「休憩時間を考慮しても、音合わせにかける時間としては長い」と話す。歌とダンスがハイレベルで融合した、安室の主戦場のライブと同じ世界観を実現するため、激しいダンスの練習にもじっくり時間をかけるとみられる。同時に、最大限に魅力を伝えるためのカメラワークも念入りにテストされる見込みだ。

 NHKは、民放の生音楽番組で苦い思い出のある安室を口説くため、伸び伸びと歌唱できる「専用スタジオ」のプランを提案。局内のスタジオとなるのは厳重な警備が可能で、安室が歌に集中しやすい環境をつくれるためとみられる。局側は当日の目玉となる安室のリハーサルにも厳戒態勢を敷くもようだ。

 登場のタイミングは現時点で、出場者やスタッフにも伝えられていないが、氷川きよし(40)の歌唱終了予定から紅組トリの石川さゆり(59)の歌唱が始まるまで15分程度の空白があり、この時間帯で登場することが濃厚。安室の歌声がフィナーレへ向けた盛り上がりを呼び込みそうだ。

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2017年12月29日のニュース