春やすこ 芸能生活40周年、30年ぶり漫才も毒舌健在

[ 2016年12月4日 08:30 ]

漫才を披露する(右から)春やすこ、「アルミカン」の高橋沙織・赤阪侑子
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 タレントの春やすこ(55)が3日、大阪・道頓堀角座で芸能生活40周年記念公演を開き、「20年以上ぶり」という漫才を披露した。後輩女性コンビ「アルミカン」と3人で、「春やすこ・けいこ」のネタを再現。変わらぬ毒舌ぶりで笑わせた。

 76年にコンビ・デビューし、「初舞台もここ(角座)でした」と感慨深げ。節目の舞台に「40周年といっても10年くらいは子育てで抜けてる」と照れたが、85年のコンビ解散から遠のいていた漫才を演じ、充実感をにじませた。

 祝福に駆けつけた先輩芸人・オール巨人(65)からは「声がええから、また漫才やったらええんちゃう」と高評価。だが、芸能人の悪口を言うネタについては「今やったら炎上するで」とツッコまれ、「ようやってましたよね」と苦笑いした。

 “漫才界のピンク・レディー”と称されアイドル的人気を誇ったが、「最初はほんまにオモロなかった。5年ぐらいは全然売れんかった」と自虐的に回想。毒舌漫才でブレークし、「正月番組出演で、1日に大阪・東京を2往復半した」と全盛期の多忙ぶりを明かした。女性芸人として初の雑誌グラビアに登場した経緯についても、「19歳の時、(写真家の)篠山紀信さんに私から願い出た」と告白していた。

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