笑顔戻った中森明菜、体調不良から再起のディナーショーへ

[ 2016年12月4日 09:30 ]

歌姫完全復活へ!!28日、スタッフに笑顔で声をかけスタジオ入りする中森明菜
Photo By スポニチ

 久しぶりに見た笑顔がうれしかった。1日付けスポニチ本紙芸能面を飾った中森明菜(51)の写真。4日の東京公演からスタートする7年ぶりのディナーショーに向け、リハーサルのためスタジオ入りする際の1コマ。2010年7月のイベント出演以来、6年ぶりの“ナマ明菜スマイル”だった。

 サングラス姿だったが、白い歯を浮かべたその表情は、一時、活動を休止したほどの体調不安から確実に回復していることを感じさせた。40代後半の記者にとって、彼女は永遠のアイドル。今回のディナーショー開催をきっかけに、再び元気に歌う姿を多くのファンに見せてほしいと願う。

 その明菜と同年代の元トップアイドルで、今年、本格的に歌手活動を再開したのが早見優(50)。「夏色のニャンシー」を歌うテレビCMの話ではない。8月に21年ぶりとなる新曲「溶けるようにkiss me」をリリース。往年のファンを喜ばせた。

 先日、早見を取材する機会があった。アイドル時代と変わらないスリムな体型、そして若々しさに驚いた。節制はしていないという。その代わり「運動してストレスをためない」ことを心がけているのだそうだ。

 お気に入りの運動の一つに挙げたのがヨガ。未経験の記者にとって、語ってくれたその魅力は興味深いものだった。「無の状態じゃないとできないんです、ヨガのポーズは。隣の人より私の方が体が柔らかいとか、堅いとか、そんなこと考えてると絶対にできない。人はどうでもよくなって自分だけに集中できる。その時間はいいですね」。日々の生活の中で、無になれるというのは、ある意味、贅沢な時間かもしれない。

 かつてのアイドルたちの元気な姿は、ファンにとって大きなモチベーション。2人の「再開」に刺激を受け、まずは近所のヨガ教室でも探してみようかと思った。(記者コラム)

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2016年12月4日のニュース