音楽プロデューサー朝本浩文氏死去 自転車転倒…意識戻らず2年2カ月

[ 2016年12月4日 05:30 ]

 女性ミュージシャン、UA(44)のプロデュースなどで知られる音楽プロデューサーの朝本浩文(あさもと・ひろふみ)さんが11月30日、死去した。53歳。福岡県出身。妻の由美さんが3日、フェイスブックで明らかにした。2014年9月に自転車で転倒し、意識不明となっていた。葬儀は密葬で行われた。後日、見送る会を開催する予定。

 由美さんは14年12月のフェイスブックで、朝本さんの事故について、自宅へ自転車で帰る途中、渋谷区内で駐車していた車をよけ、タクシーが通り過ぎた後、飛ばされて頭を強打し、意識が回復しないとしていた。この日、「2年2カ月におよぶ長い療養生活でしたがとても安らかな旅立ちでした」とつづった。

 朝本さんは1985年、ロックバンド「AUTO―MOD」のメンバーとして音楽活動を開始。プロデューサーとして、UAの「情熱」「悲しみジョニー」などの代表曲や、THE YELLOW MONKEYの「バラ色の日々」などを手掛けた。

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