NHK会長 リニューアルの「クロ現+」に「狙いどおり」成果強調

[ 2016年5月12日 16:42 ]

ポーズをとる「クローズアップ現代+(プラス)」の新キャスター。左から久保田祐佳、小郷知子、松村正代、伊東敏恵、鎌倉千秋、井上あさひ、杉浦友紀の各アナウンサー

 NHKの籾井勝人会長(73)が12日、東京・渋谷の同局で定例会見に出席。4月にリニューアルスタートした報道番組「クローズアップ現代+(プラス)」(月~木曜後10・00)について「もう少し様子を見たい」と話した。

 同番組について、籾井会長は「率直に言って、もう少し見ていただいてもいいかなとは思っている。4月はいろいろことがあったので、番組そのものも本来の『クロ現+』ということではないこともあった。もう少し様子を見たい」とした。さらに、「ただ1つ、顕著になっているのは現役世代の方が随分見られるようになった。そこは狙いどおりにいっている」と続け、明らかな成果も出ていることを強調した。

 番組はフリーの国谷裕子キャスター(58)が23年間続けてきた「クローズアップ現代」を、この4月に「クローズアップ現代+」としてリニューアル。同局の杉浦友紀(32)や鎌倉千秋(37)ら同局の女性アナウンサー7人が日替わりで務める形となった。「国谷さんが20何年頑張ってこられて、確立した番組ですから、そのあとをやるのは大変」としながらも「今からかなと思う。もちろん、手直しした方がいい部分はやっていくし、テーマによってはかなりたくさんの人に見ていただいていることもある。その辺も踏まえて今後も鋭意見ていきたい」と続けた。

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2016年5月12日のニュース