球拾い―大リーグのこぼれ話伝えます―

WBC優勝米国は“国民への忠誠心”胸に戦うべき

 WBCは米国の初優勝で終わった。決勝戦前、ジム・リーランド監督は「メーク・アメリカ・グレート・アゲインを目指す」と言った。“米国を再び偉大な国に”の公約実現にトランプ大統領は苦戦中だが、野球は第4回大会でやっと手が届いた。

 開幕前「今回で最後か…」と観測記事を流された大リーグ機構(MLB)は「米国代表にも次回からはスーパースターが加わるだろう」と一息つき、野球・ソフトボールが復活する東京五輪の翌年2021年に第5回大会、と強気だ。しかし、野球メディアは忠告する。大会の盛り上がりは、中南米諸国出身の大リーガー、イスラエル、オランダ系の大リーガーや日本の真剣なプレーのおかげ。2大会連続して決勝で負けたプエルトリコの代表にはワールドシリーズ勝利リングを持つ選手が何人かいた。彼らは「ワールドシリーズより国民に喜ばれるこの大会に勝ちたい」とまで言う。米国代表にそんな情熱はなく、「高校野球並みの運営」、「もう出場しない」と言う代表選手もいた、と報じた。そして、主催のMLBと大リーグ選手会にスーパースターを出やすくする環境づくりの努力不足を指摘した。

 これまで批判だけだったのが、提案をしているのが一味違う。例えば日程。キャンプ中の大会は準々決勝までとし、準決勝2試合と決勝は7月第2週の球宴週間に組み込んだら、というのだ。有望若手による「フューチャーズ・ゲーム」の日と本塁打競争の日に準決勝、決勝はオールスター戦の翌日でどうか。複数メディアが伝えたからMLB内部でささやかれているのかもしれない。ベスト4が決まって3カ月も空くのが難点だが、一考の余地はありそうだ。 (野次馬)

[ 2017年3月26日 05:30 ]

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