球拾い―大リーグのこぼれ話伝えます―

メディアは言いたい放題“ジーター・オーナー”の再建案

 野球メディアは「デレク・ジーター・オーナー」と呼ぶ。投資家ブルース・シャーマン氏が率いるグループがマーリンズの買収を決めた。ジーター氏の拠出額2500万ドル(約27億3000万円)は16人の出資者の中で上位の金額ではない。しかし「コントロール・パーソン=最終の経営判断者」のシャーマン氏は、ジーター氏を野球運営部門トップの編成責任者に据えた。球界内の名声を評価した人事だ。

 マ軍はジーター遊撃手のいたヤンキースをワールドシリーズで破った03年を最後に13年間ポストシーズンに無縁。ファーム組織も最低ランクだ。この最悪の球団を「ジーター・オーナーがどう立て直すか」と野球メディアはこの話題で沸いている。まず手を付けるべきは、前オーナーがやった無計画な長期契約選手の扱い、と指摘する。

 今季ナ・リーグ本塁打王確実のジアンカルロ・スタントン外野手の契約が10年も残り、総額年俸約330億円は年間の選手年俸枠が100億円弱の球団には重すぎる。それでスタントンのトレード話が絶えないのだが、ジーター氏の決断を迫る。次にテレビ中継契約の見直しを挙げる。FOX局との契約が他球団のそれに比べ球団不利という。マ軍単独の再交渉が無理なら同じマイアミのプロバスケットボール(NBA)のヒート、アイスホッケー(NHL)のパンサーズと組んで話し合う手もあると提案する。

 マーリンズ・パークの命名権の販売。今季も28位の低調な観客動員で赤字は確実で、MLBからの収益分配金も期待できる。こうした“収入”とジーター氏の名声を生かした交渉で実力派FAを獲得すれば…、と書き放題。「新オーナーのジーター氏は、ファンとの“新婚旅行”が楽しめるはず。ただし、長くは続かないだろうが」。お手並み拝見と面白がっているのだ。(野次馬)

[ 2017年8月20日 05:30 ]

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