中日が今季初の4連敗で13日ぶり首位陥落 立浪監督は先発の松葉を擁護「よく頑張ってくれた」

[ 2024年4月22日 05:45 ]

セ・リーグ   中日0ー3阪神 ( 2024年4月21日    甲子園 )

<神・中> 中日先発・松葉(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 中日が13日ぶりに首位から陥落した。3タテを食らった阪神と順位が入れ替わり、4連敗は今季初。立浪監督は6回3失点で力投した松葉をかばい、再浮上を期した。

 「松葉はよく頑張ってくれた。雨の中の試合も野球だからある。何とか先に点を取ってあげたかった。切り替えて、またしっかり戦っていきたい」

 朝からの雨のため53分遅れで始まった悪条件で5回までは0―0の投手戦。雨脚がさらに強まった6回2死一、二塁で佐藤輝に粘られ、フルカウントから8球目のスライダーを右翼席にライナーで運ばれた。

 「結果論というか、打たれているので違う球が良かったのかなという考え方になってしまうんですけど…」

 7回裏のマウンドへ向かおうとしたところで試合が止まり、1球に泣いた。記録上はオリックス時代の16年7月29日西武戦以来8年ぶり2度目の完投。6回以降に打たれることが多く「5回限定」起用の時期があり、10日DeNA戦で今季初勝利を挙げた際も「今年の目標は完投」と誓っていた。無情な形での“達成”になった。(山添 晴治)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月22日のニュース