明豊・芦内が1番起用に応える 2死から先制口火の三塁打 親戚はヤクルト川端

[ 2024年4月22日 22:49 ]

高校野球春季九州大会1回戦   明豊2―0エナジックスポーツ ( 2024年4月22日    佐賀県みどりの森県営 )

<明豊・エナジックスポーツ>三塁打を放った明豊の芦内(撮影・杉浦 友樹)
Photo By スポニチ

 展開を考えても大きな一打から明豊の先制点が生まれた。

 0―0の5回。先頭打者が安打で出塁したが、けん制死。9番も空振り三振と明豊には嫌な流れだった。2死から打席に立った1番・芦内澄空(3年)が流れを変えた。スライダーを振り抜き中越えの三塁打。三塁コーチを務めた桜井勇季(3年)を見て「思い切り回していたので信じて走りました。2アウトからでも出塁しようという気持ちでした」と笑みを浮かべた。続く2番・高木真心(3年)が初球を右前に運び芦内は先制のホームを踏んだ。

 選抜で1番を打った高校日本代表候補合宿に参加した木村留偉(3年)が腰の状態を考慮されベンチスタート。

 代わって1年時以来という1番に芦内は起用され起用に応えた。ただ、満足はしていない。

 川崎絢平監督からは「1番打者は1打席目が大事」と言われているからだ。この日は遊ゴロだった。次戦に向け「1打席目にこだわってやっていきます」。ヤクルトの川端慎吾内野手(36)を親戚に持つ背番号5は気を引き締めていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月22日のニュース