巨人・小林 6回“幻の先制犠飛” 降雨コールドで5回までで成立0―0ドロー

[ 2024年4月22日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0―0広島 ( 2024年4月21日    マツダ )

<広・巨>6回、小林(左)は先制犠飛を放ちナインと喜び合ったが… (撮影・西川祐介)
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 巨人・小林が生んだ両軍唯一の得点は雨に消えた。0―0の6回無死一、三塁。大瀬良から先制の中犠飛を放った。「何とかしようと思って打席に入った」と待望の得点も、直後に雨が強まり中断。30分後に降雨コールドとなった。6回裏の攻撃を終えていないため、5回までで試合は成立しドロー。背番号22の犠飛は幻となった。

 ミスを取り戻したはずだった。4回1死満塁。阿部監督から「一塁手がランナーの後ろにいたから」とセーフティースクイズのサインが出た。

 しかし投手前に転がしてしまい失敗。「一塁側にやるのが一番良かったんですけれど…練習します」と小林。次打席で名誉挽回し、マスクをかぶっては高橋礼を悪天候のなか5回4安打無失点と好リード。“V打”は雨に流された。

 阪神、広島とのビジター6連戦は3敗3分けで終えた。阿部監督は「敵地の引き分けは勝ちに等しいと思う。3勝3敗だと思って帰ろうと思います」と前向きに捉え帰京した。(青森 正宣)

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