中日 「1―0」制して5割復帰 7回無失点の柳が今季初勝利 細川が決勝適時打

[ 2024年4月5日 20:33 ]

セ・リーグ   中日1ー0広島 ( 2024年4月5日    マツダ )

<広・中>7回1死一塁、坂倉を二ゴロ併殺に打ち取り指さしベンチに戻る中日・柳 (撮影・奥 調)
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 中日が1点勝負を制して、勝率を5割に戻した。

 中日・柳と広島・九里の両開幕投手が白熱の投手戦を演じた序盤戦。中日打線は7回先頭の三好が中前打を放つまで、ノーヒットと苦しんだ。

 試合が動いたのは8回。先頭の中田が左翼線二塁打を放ち、続く細川が内角球を強引に右前へはじき返し、代走の田中がついにホームへ生還した。

 今季2度目の登板となった柳は、持ち前の制球力がさえ、広島打線に的を絞らせない。7回無失点の力投。8回は勝野、9回はマルティネスがゼロを並べた。

 「九里もいい投球をしていたので、負けないように…。とにかく1点勝負になると思ったので、点数を与えないように。(味方の得点は)すごくうれしかったです。初勝利? 早い段階で一つ勝てて、良かったです」

 お立ち台には、これ以上ないスマイルが輝いていた。

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