巨人・阿部監督 牧の二盗に「油断もあった」 戸郷は「ナイスピッチング」

[ 2024年4月5日 21:16 ]

セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2024年4月5日    東京D )

<巨・D>8回、ベンチの阿部監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人は好投のエース戸郷を打線が6安打1得点と援護できず、DeNAに逆転負け。勝率5割復帰から一夜で再び借金1となった。

 2回に大城卓の今季初打点となる右前適時打で先制。だが、その後は追加点を奪えず、1―0で迎えた6回に戸郷が度会に右前適時打されて1―1の同点となった。

 これで昨季から続いていた連続イニング無失点が45回で途切れた戸郷。続く7回には先頭の牧に右前打されたあとで二盗を許し、内野ゴロで1死三塁となってから関根に中前適時打されて1―2と勝ち越され、これが相手の決勝点となった。

 1点を追う9回には相手3番手右腕・山崎から先頭の門脇が左前打を放って出塁。続く丸の送りバントは失敗に終わったが、この1死一塁で主砲・岡本和が9球粘って四球を選び、1死一、二塁とチャンスを広げた。だが、この場面で坂本が初球を打って三ゴロ併殺打。試合終了となった。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――最後は追い上げもありましたが。

 「いい形はつくったので、あと1本出るか出ないかだけだと思います」

 ――戸郷の投球は?

 「なんとか粘って2失点のナイスピッチングだった。次は打線に援護してもらって勝てるようにね」

 ――牧の二盗が効いた?

 「そうだね。油断もあっただろうし」

 ――戸郷は本当に2失点でいい投球だった?

 「最後ね、ガッカリきたところでしっかり抑えてきたので次につながると思います」

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