阪神2軍は中日に大敗 和田2軍監督は森木に「本人も苦しいだろうけど、ここを乗り越えないと」

[ 2024年4月5日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6―14中日 ( 2024年4月4日    鳴尾浜 )

阪神・和田2軍監督
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 ウエスタン・リーグで阪神は中日に6―14と大敗した。先発した秋山拓巳投手(32)が1回2安打1失点、2番手で登板したドラフト6位・津田(大経大)が3回を8安打8失点、5回に3番手で登板した森木は制球が定まらず、2/3回を5失点6四死球だった。

 以下は和田2軍監督との一問一答。

 ―投手陣が失点を重ねた
 「津田はちょっと2イニング目の球がガタンと落ちてるいるので、やっぱりスタミナというところもあるんだろうね。真っすぐが6キロ、7キロ落ちているからね。セットになったっていうのもあるんだろうけど、そこはしっかりスタミナをつけていかないといかんところやな」

 ―森木は四球から崩れた
 「ずっと悪いわけではないんだけど、悪くなった時のおさまりがつかないというか、悪いなりに投げるところまで、まだこれていないというのはね。本人も苦しいだろうけど、ここを乗り越えないと。やっぱりストライクゾーンで勝負ができないというのは、守っている野手もかなり影響を受ける。今日みたいに試合が“まだいける”というところで壊れてしまうと、本人もしんどいだろうけど、今日はもうどうにもコントロールが効かなかった。毎回、こんなんじゃないからね。だけど、悪い時にはこうなってしまうっていう、悪い時のレベルを上げていかないと。悪いなりにっていうところができてこないとね。そこができると、いい時のレベルも上がってくるはずだから。そこをずっと課題でここまできているので、やっぱり引き続きというところでね」

 ―椎葉は前回失点も修正してきた
 「やっと球自体も、まだ制球というところでは思い通りには投げてないかもしれないけど、球の質であったり、スピードも含めて、前回よりは良かった。まだ椎葉にしたら、本来のものは出せてないとは思うのでね。だから、やっぱり課題を持って必死になって取り組んでいるのでね、早く自分の本来のパフォーマンスができるようにもうブルペンからやっていくしかないね」

 ―野口が3安打2打点
 「ヒットにはなっているけど、もうちょっと打球が上がってくれば、野口本来のバッティングに戻るというかね。もうちょっと上がる選手だと思うから。ちょっと今、ポイントが近くて、全部刺され気味になってしまっている。あいつはもっと前で打てる選手だと思うんだよね。差し込まれるから、上を向いてしまうというのもあるし。今、持ち上げようとはしていないんだけど、やっぱり下半身がね。これだけ、キャンプからずっと1軍に行って、そこでこっち(2軍に)来たときに多少疲れてたというのはあるんだけど。もうそんなことを言っている時期ではないのでね。ということは、まだまだ下(下半身)が弱いということだと思うからね。もうちょっとやっぱり下を強化して、打球が上がってくるようにならないと。それがやっぱり、あいつらしいバッティングだと思うんでね。だから、今日は結果は出たから、こういうことをきっかけにして上げていってほしいよね」

 ―刺されてるなと感じられるのは、ウエスタン開幕してからずっと
 「そうだね、傾向的にはね」

 ―福島が今日も2盗塁
 「まず1番は、塁に出られるようになってきたということ。塁に出れば、これぐらい仕事はできる選手だと思うし、まだまだスタートであったり、勉強するところはたくさんあるけど、スタートも切れるようになってきたし、実際セーフにもなれているので。ただ求められるレベルが高いので、1軍でいかに走れるかというところを常に頭に置いて、練習から取り組んでほしいよね」

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