ソフトバンク・近藤 同じく今季1号の元同僚・大谷に「勢いに乗っていくんじゃないですかね」

[ 2024年4月5日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8-1ロッテ ( 2024年4月4日    ペイペイD )

<ソ・ロ>初回、2ランを放った近藤(中央)はナインの出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖)
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 鷹党のボルテージをさらに引き上げた。ソフトバンクが2―1と逆転した初回だ。近藤がなおも1死二塁のチャンスでロッテ・美馬から右越えに今季1号の2ランを放った。昨年は26本塁打、87打点で2冠に輝いたバットマンが今季22打席目で初本塁打初打点。チームは打者11人で一挙6点を挙げた。

 「思い切って自分のバッティングをすることだけを考えました。大きい追加点となる一発になって良かったです」

 移籍1年目の昨年も4月4日に第1号を打った背番号3は、ここまでシート打撃やオープン戦を通じて一発がなかった。「去年出来すぎだとは思いますけど、ホームランが結構出た。多少なりとも気にはしていましたけど、自分の打撃をする中で(本塁打が)出てくれたらと常に思っていました」とほっとした表情。先頭だった5回は内野安打で出塁。今季初の盗塁もマークした。前日3日の試合では満塁の好機で凡退するなど、4打数無安打だったうっぷんを晴らした。

 海の向こうでは日本ハム時代のチームメートで昨年のWBCでともに世界一に貢献したドジャース・大谷が初本塁打を放った。「(大谷は)勢いに乗っていくんじゃないですかね」と笑みを浮かべ、「僕は次も勝ちにつなぐよう打てればと思っています」と頼もしかった。(杉浦 友樹)

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