巨人・大城卓三「和真ありがとう」 2試合ぶりスタメンで即先制打&積極走塁 野球の神様見てますか!

[ 2024年4月5日 18:45 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2024年4月5日    東京D )

<巨・D>2回、先制適時打の大城卓 (撮影・西川祐介)
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 巨人の大城卓三捕手(31)がDeNA戦(東京D)で7番に入り、2試合ぶりスタメン復帰。2回の第1打席で即座に適時打を放ち、チームに先制点をもたらした。

 戸郷、東と両開幕投手の投げ合いで0―0のまま迎えた2回だった。

 巨人は先頭の主砲・岡本和が左越え二塁打で出塁し、坂本、オコエが倒れて無死二塁が2死二塁に。ここで第1打席に入ったのが今季から選手会長に就任した大城卓だった。

 昨季巨人戦4勝の東が投じた初球だ。外寄りの直球を叩くと、打球は右前へ。岡本和が二塁から先制のホームインを果たすと、大城卓は送球間に二塁まで進塁。どん欲な姿勢を見せてチームを鼓舞した。

 昨季セ・リーグ最多タイの21犠打を決めている大城卓は開幕4試合終了時点で3度の送りバント失敗に捕逸も2つ。

 中川が延長11回に2球目を細川にサヨナラ弾された2日の中日戦(バンテリンD)後には阿部慎之助監督(45)が投手をかばったうえで「あれが全てだわ。野球の神様が怒ったな、最後な。本人が一番悔しいだろうから、あしたの本人の行動をオレは観察する」と大城卓の送りバント失敗について指摘し、翌3日にはバントの名手・川相コーチと試合前にバント練習を行っていた。

 前日4日の中日戦(バンテリンD)では開幕6戦目にして今季初のスタメン落ちで最後まで出番なし。2試合ぶりにスタメン復帰した大城卓にとっては、これが待望の今季初打点となっている。

 ▼大城卓 打ったのは真っすぐです。先制点が欲しい場面で打てて良かったです。和真がよく走ってくれました。和真ありがとう。

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