パドレス・松井裕樹　メジャーのキャンプで戸惑い「サムライピッチやめてくれって言われて…」

パドレスの松井裕樹（AP）
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　お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（62）が4日、ABEMAの「緊急渡米！石橋貴明のベースボールのおかげです」に出演し、パドレスの松井裕樹（28）との単独インタビューの様子を披露した。

　石橋は米国アリゾナ州のパドレスキャンプ地を訪問。まず「メジャーのキャンプは、日本のキャンプとかなり違いますか？」と聞くと松井は「そうですね。休みがないです」と語り、日本で休みのあるキャンプに慣れていると「明日休みかっていう夜が欲しい」笑った。

　練習について石橋から「ブルペンに行っても、投げられる数とか時間とか限られているから。日本みたいに、きょう100球投げたいなと思っても投げさせてくれない訳ですよね？」と聞かれると「それ『サムライピッチ』と呼ばれています。日本の150球とか投げる行為」と語り「『サムライピッチ』やめてくれって言われています」と明かした。

　最初に「何球投げるんだ？」と聞かれ「40球」と言うと微妙な反応をされ、「25球か30球」と言うと「OK」という反応。そのため「マックス45球くらい。15分で区切られているんです」と語った。

　チームメートのダルビッシュには「決まってからずっと、色んな事を教えてもらって…。なんかもう精神安定剤みたいになっています」と感謝。「全員に気を配っている。見ている量が違いますね。きょうどうだった？って必ず聞いてくれますし、気にかけてもらっているというだけで、なんかもううれしいですし、相談しやすい」とした。

　最後に松井は今季の目標として「ケガなくやりたい。1年間無事にやって、60試合くらい投げたい。プレーオフにも行きたいですね」と力強く語った。

　松井は3月29日に開催された本拠地開幕戦でMLB初勝利をマークするなど、デビューからの4試合連続試合無失点。5試合目となった2日（日本時間3日）にはメジャー初失点を喫した。