今年の広島・小園は違う　OP戦開幕から2安打3打点「良い入り、良い感触でできた」　二塁も無難にクリア

オープン戦   広島10ー0中日 （ 2024年2月23日    アグレ北谷 ）

＜中・広＞6回、広島・小園は適時三塁打を放つ（撮影・平嶋　理子）
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　広島・小園が6年目の春を好発進した。オープン戦開幕を「3番・遊撃」で迎え、2安打3打点。3回1死二塁では中前打で好機を広げて2得点を呼び、6回2死三塁では左中間三塁打で追加点を叩き出した。

　「良い入り、良い感触でできた。変えることはない。いい状態を続けていきたい。自分の考えを持ちつつ、新しいことも気づけばできる。焦らずにできている」

　初回無死三塁では2ボールからの外角直球を二ゴロ。定位置だった内野陣形も頭に入れて三塁走者を本塁に還すゴロに徹した。超積極的でがむしゃらさ全開だった以前に比べて着実に“大人の階段”を上がった。

　3月の侍ジャパン強化試合に備え、7回からは矢野と入れ替わる形で二塁に回ってフル出場。景色を変えることで視野も広がる。昨季は開幕直後の不振で4月下旬から7月初旬まで2軍暮らし。新井監督は「去年の経験があるので入りを良くと思っているのでは。キャンプでのいい動きを見ると、そう感じる」と頼もしそうにうなずいた。