中日・高橋宏　制球に課題が見えた2回2失点　変化球には手応え感じ「直球がシュート回転しないように…」

オープン戦   中日0ー10広島 （ 2024年2月23日    アグレ北谷 ）

＜中・広＞中日先発・高橋宏（撮影・平嶋　理子）
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　中日・高橋宏が今春オープン戦初戦となる広島戦に先発し、2回1四球2失点。この日の最速は154キロを計測した一方、初回先頭・田中から坂倉まで5者連続初球ボールなど制球に課題を残した。

　「良い球と悪い球がバラバラでしたが、出力は出ていた。変化球は全部良かったので、（今後の修正点は）真っすぐだけ。直球がシュート回転しないようにやっていきたい」

　課題克服へ、オフから取り組んできたドジャース・山本のような、すり足気味のフォームから左足を上げる形へ再挑戦中。制球難の要因として「体の開きが早く、テイクバックが遅れている」と分析し、「（修正まで）あとちょっと、というところ。後ろ向きなことは考えないようにやっていく」と力を込めた。　（湯澤　涼）