西武ドラ5宮沢太成が辛口採点、キャンプは「C判定」 北大出身秀才右腕「実力的にうまくいかなった」

[ 2024年2月24日 16:33 ]

<西武南郷キャンプ>ライブBPに登板する宮沢(撮影・西尾 大助)
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 西武のドラフト5位・宮沢太成投手(24=四国・徳島)が24日、宮崎・南郷キャンプで初のライブBPに登板した。35球を投げ、安打性は3本も改良中のカットボールでモンテルのバットを折り「球種は打者に伝えていたけど、それでも打者がいい反応してくれていた。そこは思った以上の収穫でした」と手応えを口にした。

 北大初のプロ野球選手で文武両道の道を歩んできた秀才右腕。プロ初のキャンプでは野球ノート持参。学生時代から向き合ってきた真っ白のノートに、練習の振り返りなどを記している。「今は20ページくらい。ホテルで書く時もあるし、気づいてすぐ書くこともある。大学からずっと書いてきたので」と1日10時間勉強した日々はプロにも生きている。

 それでも、自身初のキャンプは「C判定」と辛口採点。「実力的に思い描いてるところより、うまくいかなかった。それでもケガなく終われたので最低限はクリアかな」と西武投手陣のレベルの高さを感じながら、振り返った。高校時代は80キロだった体重は100キロ目前まで迫るほどにパンプアップして日々、成長を続ける最速155キロ右腕。「合格ライン」となる開幕1軍を目指し、今日も思いを記していく。

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