阪神・木浪　今年も「恐怖の8番」や!　2死から2安打「つなぐ役割は昨年から変わっていない」

オープン戦   阪神4ー9巨人 （ 2024年2月23日    セルラー那覇 ）

＜巨・神＞6回2死、阪神・木浪は右翼線二塁打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　今年も恐怖の8番として君臨する。「8番・遊撃」で先発出場した阪神・木浪が、3打数2安打と気を吐いた。まずは2回2死一塁で赤星から中前打。先頭打者で迎えた4回は左腕バルドナードに左飛に倒れたものの、6回2死では新外国人ルシアーノからライナーで右翼線に運ぶ二塁打を放った。

　「打ったのは2本とも真っすぐでしたが、タイミングを意識していたのでうまく打ててよかった」

　遊撃のレギュラー死守を目指す背番号0の安打は、いずれも2死から。「つなぐ役割は昨年から変わっていないので、そういう気持ちは持ちつつやっていきたい」。下位打線から好機をつくり1番・近本、2番・中野が還す得点パターンは今シーズンも健在だ。2死からでも木浪が出塁すれば、仮に9番打者が凡退しても次の回は1番から始まるだけに、攻撃にリズムが生まれる。

　「自分の結果だけを考えていないです。ですが、つなぐ意識はいつも考えています」と相手の嫌がる8番打者像を追求していく。