オリックス 開幕戦の「有原撃ち」は森&頓宮に任せろ ともに好相性 森「一発目に勝つのと負けるので…」

[ 2024年2月24日 05:45 ]

オープン戦   阪神4ー9巨人 ( 2024年2月23日    セルラー那覇 )

居残り特打を行うオリックス・森友哉(撮影・井垣 忠夫)
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 難敵・有原を返り討ちにするのは「キラーコンビ」だ。オリックスの森と頓宮が、3月29日の開幕戦(京セラドーム)の先発に内定したソフトバンクの右腕攻略に静かな闘志を燃やした。ともに昨季は抜群の好相性で、チームを3年連続の白星発進に導く。

 「去年は去年。対策もされるでしょうし、こちらも対策しないと。スタートダッシュは大事だし、一発目に勝つのと負けるのとでモチベーションが変わってくる。でも、シーズン通しての結果なので、143試合、100%で臨めるように」

 そう表情を引き締めたのが森だ。昨季は日本球界に復帰した有原から11打数6安打1本塁打をマークし、打率・545。通算でも打率・441を誇るが、過去の数字は考えずに臨む。森とともに打線の軸を担う頓宮は、昨季17打数7安打で打率・412。7安打中3本が本塁打ながら「あまり覚えていない」と言い、普段通りの意識を強調した。

 「自分が出られるかも分からないので。制球もいいし、球も強い。失投を逃さないことが大事」

 「キラー」たちの油断のなさが頼もしい。チームは12年から21年まで開幕戦10連敗を喫したが、22年から2連勝中と逆襲気配。4連覇に向け、晴れやかに船出したい。 (山添 晴治)

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