ソフトB中村宜聖4軍用具担当兼4軍サブマネジャー「同じ気持ちでホークスの日本一、世界一へ」

[ 2024年2月6日 06:00 ]

中村宜聖4軍用具担当兼4軍サブマネジャー
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 言葉の端々からホークスへの深い愛情が伝わってくる。「おじ鷹」ではなく「わか鷹」として紹介したいのが、昨年限りでソフトバンクのユニホームを脱いだ中村宜聖4軍用具担当兼4軍サブマネジャー(23)だ。

 18年の育成ドラフト4位で入団。三拍子そろった大型選手として期待されたが、支配下登録をつかめず昨季限りで現役を引退し、現職に就いた。子供の頃からの鷹党は「現役のときも今も感謝の気持ちしかない」と心境を語り、「4軍はこれから3軍、2軍、1軍に向けて目標を持って頑張っている選手たちなので。僕も同じような気持ちでホークスの日本一、世界一に向かって若い選手たちと頑張りたい」と初々しい表情で話した。

 父・寿博さんは大分県にある日本文理大の硬式野球部で監督を務めている。引退の際には「お疲れさま」とねぎらわれた。球団へ残ることについては「立場は変わるけどお世話になった分、全力で宜聖ができることを頑張っていきなさい」と助言されたという。愛する球団のため奔走する。

 ◇中村 宜聖(なかむら・たかまさ)2000年(平12)7月3日生まれ、大分県出身の23歳。西日本短大付では甲子園出場なし。18年育成4位でソフトバンクに入団。昨オフに戦力外通告を受けて、現役引退を決断。右投げ右打ち。

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