阪神・和田2軍監督　来季飛躍目指す前川と井上に期待「目の色変わってやっている」

＜阪神秋季安芸キャンプ＞フリー打撃を行う野口（後方右は和田2軍監督）（撮影・成瀬　徹）
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　高知県・安芸で行われている阪神の2軍キャンプは8日に第2クール2日目を迎え、湯浅や小野寺など日本シリーズに参加していた8選手が合流した。

　西純と岡留は合流初日から早速ブルペン入り。精力的に投げ込んだ2投手に和田2軍監督は「本当に素晴らしい、シーズンさながらのボールを投げていたので。横で投げている投手は流石だなって思いで見ながら投げていたと思う」と評した。

　また、この日のフリー打撃で4本の場外弾を放つなど、20本の柵越えを放った育成・野口については「バッティングだけだったら、3桁の選手ではないよね。非常にいいものを持っている」とした上で、「シーズン中も普通には守れていたんで、段階としては普通でいいんだけど、やっぱり普通に守れますだけではダメ。より高いレベルで、小野寺あたりのプレーを見てどう感じるか」と期待をかけた。

　第3クール初日となる11日からは、岡田監督も安芸キャンプを視察予定。2軍指揮官は「（前川）右京と（井上）広大も、フェニックス・リーグから目の色変わってやっているんでね。全く抜くことなくやっているのは見て取れるんで、そういう姿を見てもらえれば」と話した。