巨人5位・又木　直球勝負で打者6人3K「球走っていた」名門日本生命の「守護神」初戦突破導く

社会人野球日本選手権大会1回戦   日本生命7―2伯和ビクトリーズ （ 2023年11月8日    京セラD ）

＜伯和ビクトリーズ・日本生命＞8回途中から登板した日本生命・又木　（撮影・奥　調）　
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　日本生命が7―2で伯和ビクトリーズを下し、初戦突破を決めた。

　巨人に5位指名された最速149キロ左腕の又木鉄平は、7―2の8回1死一塁から2番手として登板した。最速148キロを計測した直球を軸に打者6人から3奪三振。1回2/3を1安打無失点に抑えた。

　「いつでも投げられるように準備していました。直球が走っていたので三振を多く取れたので良かったです」

　先発、救援ともにこなせるものの、今大会は抑えの役割を担う。先発右腕の山本隆広が4回以降から右足がつっていたため、早めに左肩を温めて登板に備えていた。

　2大大会初先発の山本は、7回1/3を2失点と力投した。梶田茂生監督からは「山本が落ち着いて投げてくれた。夏以降、先発として成果を出してくれたので、何の迷いもなく送り出した。又木としのぎを削りながら、山本が柱になってきた」と成長を認められた。