能見篤史氏 岡田阪神と中嶋オリックスの違い 気になる日本シリーズ関西対決の確率は?

[ 2023年7月4日 16:50 ]

スポニチ評論家・能見篤史氏
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 スポーツニッポン評論家でもある能見篤史氏(44)が、3日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。ペナントレースで好調の阪神、オリックスについて解説した。

 3日時点で阪神はセ・リーグ1位、オリックスはパ・リーグ2位ながらも首位ソフトバンクを0・5ゲーム差で追う僅差だ。そんな両軍について、能見氏は指揮官の違いを、阪神・岡田監督は「選手に責任感を持たせる」、一方のオリックス・中嶋監督は「選手にチャンスを与える」とイメージした。

 両監督の下でプレーしている能見氏は、今季の阪神について、軸になる選手の打順・ポジションなどが固定されていることを挙げつつ「選手がやりやすい。固定した方がリズムに乗りやすい、というのを考えての固定だと思う」と解説した。

 またオリックスについては、ここまで73試合で71通りのスタメンオーダーを組むなど例年通りの猫の目打線。「もともと中嶋監督はやっていることなので選手は分かっている。でも、監督はコミュニケーションを取りながらするので選手は戸惑うことはないです」と説明した。主力選手を適度に休ませたり、シーズン全体をにらんでの考え方もあるという。

 そんな両軍について、やはり気になるのが、日本シリーズでの関西ダービー実現。「ちょっと気が早いですが」とふられた能見氏は「僕は実現してほしいなと思いますが、今年はチャンスありますね。十分に」と言及。「どれぐらいの確率で?」と聞かれると、「確率ですか?」と苦笑いを浮かべながらも「大いに。大いにあります」と“濃厚”であることを示唆していた。

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