能見篤史氏 阪神・佐藤輝の2軍降格は岡田監督のメッセージ「野球やっているだけではダメですよ」

[ 2023年7月4日 15:43 ]

スポニチ評論家・能見篤史氏
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 スポーツニッポン評論家でもある能見篤史氏(44)が、3日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。ファンには気になる阪神・佐藤輝明内野手(24)について解説した。

 打撃不振により、6月25日に自身2年ぶりの2軍降格。スタジオでもやはり気になるとの声が上がると、能見氏は「いつ(1軍に)帰ってくるかは分からないですが、下にいったというのはすごいメッセージ性が込められているんですよ。岡田監督の」と話し、「佐藤選手は、これからの阪神を背負っていく選手なので、野球やっているだけではダメですよっていうのは、メッセージが入っているなと僕らは感じている」と口にした。

 求められるのは単純な結果だけではない。「結果もそうですけど、立ち振る舞い。そういう(周囲から)見られている選手なので」と能見氏は、佐藤輝の立場を解説。2軍に落ちることでモチベーションは下がらないのか、という質問が出ると、同氏は「プロ野球で2軍に落とされてやる気なくなった時点で、プロ野球選手は終わりです。それだけの反骨心がないとやっていけない」と断言した。

 岡田監督は、7日のヤクルト戦(甲子園)をめどに昇格させるプランを温めており、1軍昇格も近づいている様子。能見氏は「佐藤選手も考える時間を与えてもらっている」と、2軍で考え方などを整理し、再び1軍で活躍することを期待していた。

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