能見篤史氏 右脇腹死球の阪神・近本は「(無理して)スイングすると、筋肉が切れてしまう可能性」

[ 2023年7月4日 16:12 ]

スポニチ評論家・能見篤史氏
Photo By スポニチ

 スポーツニッポン評論家でもある能見篤史氏(44)が、3日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。ファンも心配する阪神・近本光司外野手(28)について解説した。

 近本は2日巨人戦(東京ドーム)の7回、左腕・高梨から右脇腹付近に死球を受けた。VTRを見ながら解説した能見氏は「これは、めちゃめちゃ痛いです」と死球の場面に顔をゆがめ、「近本選手も来ると思っていないんですよ。あそこから、高梨投手はスライダーが曲がってくる。それをイメージしていたので、よけるのが遅くなってしまった」と振り返った。

 よけるタイミングが遅れたことで、能見氏は「衝撃を全吸収してしまった」と、146キロの威力が全て体を襲ったと話し、さらに「脇腹は固まるんです。筋肉が固まってしまうので、スイングする時に、動いてくれる筋肉が動いてくれない状態。(無理をすると)今度は筋肉が切れてしまう可能性がある。動かないので、結局、無理をして切れる、という」と、無理すれば最悪の事態を招くと解説し、心配した。

 近本に関して、岡田監督は4日の試合前に「骨折やからしゃあない」とコメントし、離脱することを明らかにした。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月4日のニュース