赤星憲広氏 盗塁王5回は亜大で磨いた危機察知能力のおかげ?「スリッパの音で誰が来たか分からないと」

[ 2023年7月4日 15:29 ]

赤星憲広氏
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 阪神で5年連続盗塁王に輝いた赤星憲広氏(47)が、亜細亜大の1学年先輩である井端弘和氏(48)のYouTube「イバTV」に出演。井端氏の同期で元NTT東日本監督の飯塚智広氏(47)らと大学時代を振り返った。

 亜大は規律が厳しいことで当時有名だった。飯塚氏が合宿所の部屋で裸で横になって新聞を読んでいたら丸刈りにすることを求められた時代だ。

 合宿所ではスリッパの音、トイレの扉の開け方で誰がいるのか察知する必要があった。

 赤星氏は「4年間で色んなことを察する能力が研ぎ澄まされた」と振り返った。

 それはプロ野球で役立ったのか?と聞かれた赤星氏は「僕なんか盗塁でやってましたけど、ちらっと動きが視野に入ってくる。あれは亜細亜で学んだ察知能力」と通算381盗塁に生きる武器になったと真剣に話した。

 さらに社会人経験のある赤星氏は「社会に出ても、この方は何をしようとしているのかを気づくことがある。会社でも先輩に〝これですか?〟と言って〝何で分かった?〟みたいなことよくあった」と振り返った。

 この話に社会人野球一筋で日本代表経験がある飯塚氏も「それある」と、うなづいていた。
 

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