ソフトバンクと相思相愛デスパイネが帰ってきた！今年2月WBC練習試合で涙の〝別れ〟から5カ月…

＜ソ・日12＞1軍に合流し甲斐野（右）と話すデスパイネ（撮影・岡田　丈靖）
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　ソフトバンクに復帰したアルフレド・デスパイネ外野手（37）が4日、1軍出場選手登録された。

　昨季退団したが、今年2月にWBCキューバ代表として宮崎でソフトバンクと対戦した際にはソフトバンク応援団がデスパイネの打席で応援歌を友情演奏して感動を呼んだ。

　あれから5カ月、再びソフトバンクファンが応援歌を心置きなく演奏出来る日が来た。

　日本では通算9シーズンで184本塁打。実績もさることながら温厚な人柄でもチームメートを魅了した。

　3年在籍したロッテを離れた際も古巣の不振を心配したり、グラウンドでロッテの同僚と再会するとうれしそうにじゃれ合う姿があった。

　王者奪回に向けて突き進むソフトバンクにとって、そのバット以上に心の安定剤としてデスパイネの存在は大きなものとなる。（君島　圭介）