広島・堂林が質問制し「勝利を届けることができてよかった」　末包と連続弾で天国の北別府さんへ届けた

交流戦   広島2－0西武 （ 2023年6月16日    マツダ ）

＜広・西＞ヒーローインタビューを終え、ポーズを決める（左から）堂林、床田、末包（撮影・平嶋　理子）
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　快勝後に設けられたお立ち台。広島・堂林は質問を制して北別府さんの逝去に触れ「勝利を届けることができてよかった。球場に来られた時はたくさん声をかけていただいた。（本塁打を）打つことができて喜んでくれていると思う」と悼んだ。

　5回だ。先頭・末包がバックスクリーンへ今季1号先制弾。「堂林さんにつなぐ気持ちで打ったら、ああなった」。堂林は5月19日の阪神戦（甲子園）以来となる3号を右中間へ運び「末包が凄い当たりを打ったので、負けられないと思って打った」と充実感をにじませた。

　均衡を破る鮮やかな今季初の連弾。新井監督は「2人とも追い込まれた中で内容のある素晴らしい本塁打だった」と目を細める。13日に今季初昇格し、2戦連続で先発した27歳は「3日ぐらいでまだまだ。これからだと思う」と気合を入れた。