阪神 痛恨の逆転負け 9回に代役守護神・岩崎が痛打 交流戦負け越し決定 2位・DeNAの足音が…

[ 2023年6月17日 17:50 ]

交流戦   阪神4-6ソフトバンク ( 2023年6月17日    甲子園 )

<神・ソ>9回、マウンドを降りる岩崎(撮影・岸 良祐) 
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 阪神が17日のソフトバンク戦に4-6と痛い逆転負けを喫して、連勝はならなかった。交流戦4カードぶりの勝ち越しがお預けとなり、交流戦負け越しも決定した。

 痛恨は1点差の9回だった。守護神・湯浅が不調による2軍降格で、代役としてクローザーを務めた岩崎が、1死から嶺井に右翼線二塁打を許し、代走・周東。さらに甲斐に四球を与えて、一、二塁のピンチを背負った。野村勇は見逃し三振に打ち取ったが、続く中村晃に左中間を破る適時二塁打を許して、2者が生還。逆転を許し、岩崎は降板となった。さらにリリーフした石井も今宮に適時打を許して、万事休す。最終回はオスナの前に、3者凡退と、2点差を反撃できなかった。

 先発の大竹は6回4安打1失点(自責0)の好投で、勝利投手の権利を持って降板。勝てば、NPB史上21人目、育成出身では史上初の12球団勝利だったが、あと一歩のところで消滅した。

 これで阪神は交流戦7勝9敗1分けとなり、1試合を残して、負け越しも決定。また同時刻に行われていたセ・リーグ2位のDeNAが快勝したことで、ゲーム差は3に縮まった。

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