菊池雄星 日本では“お得意様”の吉田正尚に被弾 5勝目ならず「変化球が決まらず真っすぐを…」

[ 2023年5月3日 12:26 ]

<レッドソックス・ブルージェイズ>ブルージェイズ先発の菊池(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が2日(日本時間3日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に今季6度目の先発登板。勝利投手の権利まであと2死に迫った5回途中に9安打5失点で降板し、5勝目はならなかった。

 メジャー初対決となったレ軍・吉田正尚外野手(29)には中越え5号ソロを被弾。ブ軍は6―7で逆転負けした。これで菊池の今季通算成績は、6試合で4勝0敗、防御率4・02となった。

 ▽試合後の菊池との一問一答は以下の通り

 ――登板を振り返って。
 「変化球が決まらず、ストレートを狙い打たれたっていう形ですね」

 ――前回の登板との変化球の違いは。
 「2回の本塁打もそうですけど、やはりちょっと高かった。特にチェンジアップですかね。チェンジアップでファールを打たせたりとかっていうのがきょうはできなかった。全体的に高かったのはあると思います」

 ――5回には味方打線が逆転。どう見ていたか。
 「もちろん5回裏のピッチングっていうのは最も大事なイニングだと思って投げていました。やはり先頭のチェンジアップの死球ですね。めったに左バッターには投げないんですけど、今年初めてサインが出て、そこでちょっと、うーん、もったいなかったかなと思います」

 ――4回には吉田正尚選手に本塁打を許した。
 「そこもカウントを悪くして真っすぐを狙い打たれたっていう形だと思います。全体的に四球はなかったですけど、カウントを悪くする機会が多くて、そこで真っすぐを狙われてしまったかなという印象です」

 ――次への抱負は。
 「ストレートやボール1球1球は悪くなかったと思いますんで、しっかりもう一回、変化球をゾーンの低めに集めるという微調整をして、次は勝ちたいと思います」

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2023年5月3日のニュース